新幹線に乗るとき、座席を選ぶのに迷った経験はありませんか?私は毎回「どっちがいいかな?」と悩んでしまうタイプです。景色を楽しみたい気分のときもあれば、トイレに行きやすい席がいいなと思うときもあります。
この記事では、新幹線の座席の違いをわかりやすく解説していきます。どんな席がどんな人に向いているのか、それぞれの特徴を知ることで、より心地よい移動時間になるかもしれません。
新幹線の座席配置と種類の基本

新幹線の普通車は、基本的に2列(A・B)+3列(C・D・E)の配列になっています。A席が窓側、C席が通路側。反対側はD席が通路側、E席が窓側です。この並びは全国の新幹線路線でおおむね共通しており、座席を選ぶ際の基本的な知識として覚えておくと便利です。
たとえば、一人で静かに過ごしたいときにはA席やE席のような窓側が人気ですし、ビジネスや家族連れで移動する場合には出入りしやすいC席やD席が好まれることもあります。こうした傾向を知っていると、自分のスタイルに合わせた選び方がしやすくなります。
ちなみに、グリーン車になると2+2の配列になり、座席幅や前後の間隔が広めになっていて、よりリラックスして過ごせる仕様になっています。落ち着いた空間で過ごしたい方には魅力的かもしれませんね。ただ、今回は多くの人が利用する普通車を前提にして、座席の特徴を解説していきます。
私自身も新幹線には何度も乗っていて、そのたびに「今日はどの席にしようかな」と座席選びを楽しんでいます。知っておくと、移動そのものがもっと楽しくなりますよ。
それぞれの座席の特徴とメリット・デメリット

窓側席(A席・E席)の特徴とおすすめポイント
窓側の席は、景色を楽しみたい方や壁に寄りかかってゆったり座りたい方に向いています。長距離の移動中でも、流れる風景を眺めながらゆっくり過ごせるのは、窓側ならではの楽しみです。特に、天気のいい日には青空や山々の景色、時には海や川などが見えることもあり、移動中であることを忘れてしまうようなひとときになります。
また、壁にもたれかかることができるので、睡眠をとりたいときや少し休憩したいときにも、体を安定させやすくてラクに感じる方も多いようです。私も長旅のときは、うとうとしながら景色を眺めている時間がとても好きです。
さらに、路線によってはコンセントが付いているのも窓側席が多いため、スマホの充電やパソコン作業をする方には嬉しいポイントです。新幹線での移動中に動画を見たり仕事をすることがある人には、電源の有無も重要なチェック項目ですね。
ただし、通路に出るには隣の人に声をかけなければならないので、頻繁に席を立つ予定のある方にはやや不便に感じる場面もあるかもしれません。特にトイレの近くの席でない場合は、移動のたびに気をつかうこともあります。
私は静かに本を読んだり、外をぼーっと眺めながら過ごしたいときは、迷わず窓側を選んでいます。心が落ち着くような、そんな旅時間を過ごせるのが窓側席の魅力だと感じています。
通路側席(C席・D席)の特徴とおすすめポイント
通路側の席は、やっぱり出入りのしやすさが魅力です。トイレに立つときや売店に行きたいときなど、隣の人に気を使わずにスッと席を立てるのは大きな利点です。とくに短時間の移動や途中下車の予定があるときには、通路側の便利さを強く感じます。
また、車内販売を利用したい人にも通路側はぴったりです。販売ワゴンが通るタイミングで身を乗り出しやすく、飲み物や軽食などをサッと購入できるのはちょっとしたストレス軽減になります。窓側だと、隣の人の動きやタイミングを見計らう必要がありますが、通路側ならその心配はありません。
さらに、スマホやノートパソコンを使用する方にとっても、通路側は意外と便利です。肘を少し外に出しても干渉しにくく、スペースにゆとりを感じることがあります。荷物を足元に置いたときも、通路側の方が移動や出し入れがしやすいように感じます。
ただし、通路に近いぶん、人の移動が頻繁だったり、他の乗客やスタッフの通行音が少し気になることもあるかもしれません。周囲の環境に敏感な方は、その点を意識して選ぶと良いかもしれませんね。
私の場合、短い区間の移動や、パソコン作業が中心のときは通路側を選ぶことが多いです。やっぱり気軽に立ち上がれる気楽さと、作業のしやすさは大きな魅力だと感じています。
「E席」だけの特殊なメリットとは?
東海道新幹線では、E席に座ると晴れていれば富士山が見えることがあります。特に東京〜名古屋間を移動する際に見られることが多く、天気のいい日にはその雄大な姿に思わず見とれてしまいます。私も過去にE席に座ったとき、思いがけず富士山がはっきりと見えて、なんだか旅が一段と特別に感じられたことがあります。
富士山を目にする機会って、実は意外と限られていて、天気や進行方向、時間帯などがうまく重ならないと見逃してしまうこともあります。だからこそ、E席に座って「運よく見られた!」というときの嬉しさはひとしおです。
また、団体での予約ではA〜C席、もしくはD〜E席がセットで取られることが多いため、E席は隣が空きやすいこともあるようです(もちろん運次第ですが)。これは私の経験でもあり、混雑していそうな時間帯でもE席を選んだら、隣に誰も座らず、ゆったりと足を伸ばして過ごせたことが何度かありました。
「たまたま隣が空いていてゆったりできた」なんていう小さな幸せに出会えるのも、E席のちょっとした魅力ですね。風景を楽しみつつ、空間的にも少し余裕があると、心も体もリラックスできるような気がします。
利用シーン別:おすすめ座席まとめ

一人旅・ビジネスなら?
静かに過ごしたい、景色を楽しみたいという方には窓側席がぴったりです。窓から見える風景を楽しみながらの移動は、ただの移動時間ではなく、小さな旅の思い出にもなります。また、壁側に寄りかかれるという安心感もあり、リラックスしやすいという声もよく聞きます。私も一人旅のときは、窓側に座って音楽を聴きながら流れる景色を眺める時間が、心のリセットになっています。
一方で、出入りが多い方やパソコン作業が中心の方には通路側が向いています。座ったまま荷物の出し入れがしやすく、トイレや売店に立ちやすいという利点はやはり大きいです。さらに、パソコンで作業をする際に、ひじや肘掛けの使い方にもゆとりがあり、作業効率も上がるように感じます。私も、資料整理やメール返信をしたい日は、通路側を選ぶことで、気兼ねなく集中できる環境が整うので助かっています。
家族連れ・子連れの場合
お子さんと一緒に乗る場合は、通路側の方が動きやすくて便利です。トイレやちょっとした立ち歩きもスムーズですし、スタッフの方に声もかけやすい印象です。特に小さなお子さんがいると、急なトイレや飲み物の用意などで、何度か席を立つこともありますよね。そんなときに周囲への気兼ねが少なく、移動がしやすい通路側は、親にとっても助かる存在です。
また、子どもはどうしても落ち着かない時間帯があったり、景色に興味を持ったり、予想外の動きをすることもあります。そんな時でも、通路側にいれば周囲にぶつからないよう目を配ることができるので、少し気持ちに余裕が持てる気がします。
私は以前、姪っ子を連れて新幹線に乗ったときに、通路側+その隣をセットで確保しました。座席の予約時に「できればこの並びで…」とリクエストを出したのですが、それがうまく叶って、本当にスムーズに移動できました。通路側の席に私が座って、姪っ子は窓側に。途中で立ち上がるのもラクで、お菓子をあげたり、本を読んだりしながら穏やかに過ごすことができました。
こうした体験からも、家族や小さなお子さんと一緒に移動する際には、通路側を選ぶことが移動のしやすさにもつながると感じています。
観光や景色を楽しみたい方
富士山を見たいならE席がいちばんです。特に天気の良い日には、はっきりとその姿を眺めることができて、移動の途中に思いがけないご褒美のような時間になります。富士山のような象徴的な景色は、見られるとちょっとした旅の記念にもなりますよね。
それ以外でも窓側の席は、まさに景色を楽しめる特等席。沿線に広がる田園風景や都市のビル群、橋を渡るときの川の流れなど、ただ乗っているだけでも小さな発見がたくさんあります。季節によっても景色は変わるので、春には桜、秋には紅葉といった彩りを楽しめるのも魅力のひとつです。
朝や夕方の時間帯は、空の色が刻々と変わっていく様子や、太陽の角度によって生まれる影や光のコントラストがとても美しく、車窓からの眺めが一層印象的になります。私はいつも、そうした時間帯に窓側に座れると、とても得した気分になります。単なる移動ではなく、旅のワンシーンとして記憶に残る、そんなひとときになることもあるんです。
快適な座席を取るための予約テクニック

● 事前に指定席を取るのが一番スムーズです。窓口や券売機、スマホアプリ(EX予約やえきねっとなど)で、座席位置を指定できる場合がほとんどで、移動当日をよりスムーズに過ごすためにも事前の予約は欠かせません。
● 混雑する時間帯(朝の通勤時間・夕方以降の帰宅ラッシュ)を避けると、希望の席が取りやすくなるだけでなく、車内も落ち着いた雰囲気で過ごせることが多いです。移動のストレスを減らしたい方にはおすすめの工夫です。
● 窓側・通路側の希望だけでなく、できれば進行方向もチェックしておくと、よりリラックスした移動時間につながります。特に長距離移動の際は、進行方向に背を向けるよりも、景色が正面から見える方が快適に感じる方も多いようです。
私はいつも「進行方向の窓側」を狙って予約しています。座席選びもちょっとした旅の楽しみのひとつで、「今回はどの席にしようかな」と考える時間も、新幹線に乗るワクワク感の一部になっています。
まとめ:目的に合った座席選びで移動時間を快適に

新幹線の座席にはそれぞれの良さがあります。
窓側で景色を楽しむもよし、通路側でスマートに動くもよし。「どんなふうに過ごしたいか」で選ぶことで、移動時間がぐっと快適になります。
毎回の移動がちょっとした楽しみになるような、そんな座席選びをしてみてはいかがでしょうか。
私も次に乗るとき、またどの席にしようか悩むのが楽しみです。