新幹線での移動はとっても快適ですが、大きなスーツケースを持っていると「どこに置こう?」と困ってしまうこと、ありますよね。
特に混雑しているときや、長時間の移動となると、事前に荷物の置き場を把握しておくだけで、ぐっと旅がスムーズになります。
この記事では、新幹線でスーツケースをどこに置けばよいのか、初心者の方でも安心して移動できるように、分かりやすく丁寧にご紹介していきます。
新幹線内でのスーツケースの置き場所

スーツケースを置くための適切なスペースとは
一番よく使われるのは、座席の上にある荷物棚です。手が届きやすく、ちょっとした荷物の取り出しにも便利ですよね。
ただしこの棚、サイズに制限があるので要注意。3辺の合計が115cmを超えるような大きなスーツケースには向いていません。
小~中サイズの荷物ならスッキリ収まるので、使いやすいですね。それより大きな荷物は、あらかじめ別のスペースに置くことを想定しておきましょう。
実際に旅先で慌てないためにも、自宅でスーツケースのサイズを一度確認しておくのがおすすめです。
荷物置き場の種類と特徴
新幹線には、座席以外にも荷物を置けるスペースがあります。車両の最後部やデッキに設けられている荷物置き場は、大きなスーツケースを置くのに便利です。
特にグリーン車や一部の車両では、専用の荷物スペースが用意されているので、快適に利用できます。こうしたスペースは、長距離移動や旅行など荷物が多いときにとても重宝します。
特大荷物スペースの利用方法
2020年から、東海道・山陽・九州新幹線では「特大荷物スペース付き座席」の事前予約が必要になりました。
これは3辺合計160cm超えの大きなスーツケースを対象にした制度で、車両の一番後ろのスペースに荷物を置けるようになっています。
予約はちょっと手間に感じるかもしれませんが、ネットからも簡単に予約できるので、旅行の計画を立てるついでに手続きしておきましょう。
新幹線の荷物スペースのサイズ

スーツケースのサイズ別の収納方法
機内持ち込みサイズ(3辺合計115cm以内)のスーツケースなら、荷物棚で十分OK。
中型サイズ(140cmくらいまで)は、足元や座席の前にも置けますが、長旅だとちょっと窮屈かもしれません。
160cmを超えるサイズなら、特大荷物スペースの予約をしないと置く場所がなくなるかも。サイズはしっかり測っておきましょう!
また、測るときはキャスターや持ち手部分も含めて計測するのを忘れずに。
荷物棚の高さと大きさ
荷物棚は、高さ40~45cm・奥行き30cmくらい。ちょうどリュックや中型バッグにぴったりです。
自分のスーツケースのサイズを把握して、無理なく収まるかどうかを事前に確認しておきましょう。
一般的な荷物の重さ制限について
新幹線では特に重さのルールはないのですが、自分で持ち運べる範囲が目安です。
荷物が多いときは宅配便も検討すると便利ですよ。特に帰省や長期旅行の際には、前もって荷物を送っておくことで、移動当日の負担がグッと軽くなります。
スーツケースの座席周りの置き方

足元にスーツケースを置く際の注意点
足元に置くと、足のスペースが狭くなってリラックスできません。冬場など、荷物に加えて服装がかさばるとさらに窮屈に感じてしまいます。
前の座席のリクライニングに影響することもあるので、自分の快適さと周りの人への配慮、両方を考えましょう。
乗車時間が長いと、ちょっとしたストレスにもつながるので、無理せず快適に過ごせる工夫が大切です。
座席の後方に置く場合のルール
一番後ろの座席の後ろには、ちょっと広めのスペースがあります。ここに荷物を置けるのは便利ですが、誰でも使えるわけではなく、事前予約が必要です。
対象の座席をしっかり押さえてから使いましょう。ルールを守ってスマートに使いたいですね。
コーナーに置ける場合のメリット
デッキのコーナーや車両の出入口付近は、人が通らないタイミングであれば一時的に荷物を置くのに使えます。
ただし、長時間置くのは避けて、こまめに様子を見ておくのがポイントです。混雑時や発車前後は特に人の動きが多くなるので、邪魔にならないよう心がけましょう。
まとめ

新幹線でのスーツケースの置き場所は、ちょっとした工夫と事前の準備で大きく快適さが変わってきます。小さめの荷物なら荷物棚や足元で十分対応できますが、大きなスーツケースを持ち込む場合は、事前にスペースの確保や座席の予約が必要です。
特に東海道・山陽・九州新幹線では「特大荷物スペース付き座席」の予約制度が導入されているため、大型の荷物がある方は事前予約が必須となります。
スーツケースのサイズや重さもあらかじめ確認し、自分にとっても他の人にとっても負担の少ない置き方を選ぶのが大切です。
この記事で紹介した情報を参考に、スムーズで快適な移動ができるよう 旅を楽しんでくださいね!