おしるこに餅がないときの代用品10選｜家にある食材で簡単アレンジ！

「おしるこを作ろうと思ったのに、肝心のお餅がない…」そんなとき、がっかりして諦めていませんか？

実は、餅がなくてもおしるこは十分美味しく楽しめます。

この記事では、家にある食材で代用できるアイデアや、少し手を加えるだけで作れる餅風レシピを厳選してご紹介。

サツマイモや豆腐といった意外な食材や、白玉団子・すいとん・ミルク餅などの手作りレシピも満載です。

また、よく混同されがちな「おしるこ」と「ぜんざい」の違いも丁寧に解説しているので、豆知識としても役立ちます。

この記事を読めば、お餅がなくてもあきらめずに、あなた好みの美味しいおしるこが作れるようになりますよ。

おしるこに餅がない！代わりになる食材はある？

「おしるこを作りたいのに、肝心のお餅がない…」そんな経験、一度はありませんか？

実は、そんなときでも落ち込む必要はありません。

お餅がなくても、おしるこを美味しく楽しむための代用食材は意外とたくさんあるんです。

この章では、餅の代わりになる意外な食材や、代用品を使うメリット、選ぶときのポイントを解説していきます。

餅がないときの救世主！意外な代用食材とは？

まず最初に、冷蔵庫やキッチンにあるもので代用できる食材を思い浮かべてみてください。

例えば、サツマイモ、かぼちゃ、豆腐、お麩など、普段は和菓子に使わないような素材が意外とおしること相性抜群なんです。

これらの食材は加熱するだけで簡単におしるこの具材として使えるため、思い立ったらすぐに試せるのが魅力。

「餅がない＝おしるこが作れない」ではないんですね。

なぜ代用食材が便利なのか？そのメリットと選び方

代用食材の最大のメリットは「すぐに手に入る」こと。

お正月用に買ったお餅のストックが切れたときでも、スーパーで簡単に手に入る食材で代用可能です。

また、保存性が高かったり、小分けで使えたりするため、一人分だけ作りたいときにも便利です。

選び方のポイントは、「おしるこの甘さと相性が良いかどうか」と「温めても形が崩れにくいかどうか」。

この条件を満たせば、おしるこにぴったりの代用食材になりますよ。

おしるこに入れる「そのまま使える」餅の代用食材

ここでは、調理の手間がほとんどかからず、切って入れるだけ、加熱するだけといった「お手軽代用品」をご紹介します。

冷蔵庫にあるあの食材が、立派なおしるこの主役になるかもしれません。

サツマイモ・かぼちゃ｜甘みが引き立つホクホク野菜

サツマイモやかぼちゃは、電子レンジでチンするだけでおしるこに投入できる便利な素材。

北海道では「かぼちゃしるこ」がポピュラーで、かぼちゃの自然な甘みと小豆の風味が絶妙にマッチします。

サツマイモは食物繊維が豊富で、朝食にも向いているのが嬉しいポイントです。

「ホクホク」と「とろとろ」のコントラストが癖になります。

お麩・豆腐｜家に常備しやすい便利食材

お麩は小麦粉から作られた食材で、お湯で戻してから入れるとふんわりと柔らかくなり、優しい食感になります。

特に「もち麩」を使うと、まるでもちもちした餅のような食感になりますよ。

豆腐は意外と思われがちですが、小豆の甘さと良く合います。

絹ごし豆腐を温めて加えれば、ふんわり滑らかなおしるこに。

冷蔵庫に常備しやすく、手軽に試せるのが魅力です。

雪見だいふく｜甘党必見！冷×温の絶妙コラボ

雪見だいふくをおしるこに入れると、温かい汁にとろけるアイスともちが溶け合い、なんとも言えない美味しさになります。

おしるこの甘さとバニラアイスの濃厚さが融合し、ひと味違うデザートに変身。

少し変わったアレンジを試したい方におすすめの方法です。

ちょっと手間で美味しさ倍増！自作できる代用餅レシピ

「市販のお餅はないけど、ちょっとした材料ならある！」というときにおすすめなのが、家で手軽に作れる代用餅です。

ここでは、白玉団子からじゃがいも餅、ちょっと変わり種のミルク餅まで、手作りできるアイデアを5つご紹介します。

白玉団子｜王道の簡単もちもち団子

白玉粉と水だけで作れる白玉団子は、餅の代用として定番中の定番。

こねて丸めて茹でるだけの簡単レシピで、もちもち食感がしっかり楽しめます。

茹でてすぐに冷水で締めると、より弾力が増して美味しいですよ。

すいとん風団子｜小麦粉で作る素朴な美味しさ

薄力粉に片栗粉を加えて作るすいとんは、懐かしい素朴な味わいが魅力です。

一口サイズに丸めれば、おしるこの中でも存在感を発揮します。

もちもち食感で満足感もアップ。

ミルク餅｜とろける口当たりで子どもにも人気

牛乳と片栗粉を混ぜて加熱するだけの「ミルク餅」は、わらび餅のようなやさしい弾力が魅力。

牛乳のコクが加わって、ちょっと贅沢な味になります。

冷やしても美味しく、黒蜜やきな粉とも相性抜群。

じゃがいも餅｜もちもち＆香ばしい風味が魅力

じゃがいもをつぶして片栗粉を混ぜれば、簡単に「じゃがいも餅」が完成。

焼くことで外は香ばしく、中はもちもち食感に仕上がります。

和風だけでなく、バターや醤油との相性も良く、おやつにもぴったりです。

五平餅風ご飯｜余ったご飯でお手軽アレンジ

ご飯を成形して少し焼くだけで、おしるこの具材として使える五平餅風ご飯に。

香ばしい焼き目がついたご飯が、甘い汁と絶妙に絡み合います。

冷凍ご飯の活用にもおすすめのレシピです。

おしることぜんざいの違いってなに？

「おしるこ」と「ぜんざい」って、どこがどう違うの？と気になったことはありませんか？

実はこの2つ、地域や材料によって意味が変わってくるんです。

ここでは、見た目ではわかりにくい両者の違いをわかりやすく整理してみましょう。

汁の量だけじゃない？地域によって異なる定義

関東では「あんこを使った汁もの＝おしるこ」とされることが多く、汁気のある甘い料理はすべて「おしるこ」と呼ばれます。

一方、関西や九州では、「汁気のあるもの＝おしるこ」「汁気の少ないもの＝ぜんざい」と明確に分けて使われることが多いです。

また、北海道などではその区別があまりなく、どちらの名前も広く使われています。

粒あん・こしあんの違いとその呼び名

また、使うあんこの種類によっても呼び名が変わることがあります。

粒あんを使ったものを「ぜんざい」、こしあんを使ったものを「おしるこ」と呼ぶことも。

これは地域による違いというよりは、飲食店や家庭での呼び分けに近いですね。

つまり、「おしるこ」と「ぜんざい」は材料・汁の量・地域で呼び方が変わるのが特徴です。

まとめ｜餅がなくても大丈夫！おしるこはもっと自由に楽しめる

ここまで、おしるこに使えるさまざまな「餅の代用食材」をご紹介してきました。

家にある野菜や常備食材、さらに少し手を加えることで作れる自家製の代用餅まで、選択肢は思ったよりもたくさんありますよね。

「おしるこ＝お餅」だけにこだわらず、もっと自由に楽しんでいいんです。

サツマイモやかぼちゃなど野菜を加えることで、ヘルシーで満足感のある一品に。

お麩や豆腐なら手間なく使えますし、雪見だいふくのようにデザート感覚でアレンジも可能です。

また、白玉団子やミルク餅、すいとんなどの手作り代用品は、料理の楽しさも味わえます。

餅がないときだけでなく、いつものおしるこにちょっとした変化を加えたいときにも、ぜひ今回ご紹介したアイデアを取り入れてみてください。

お正月の残りのあんこを有効活用したり、冷蔵庫の食材整理にもぴったりです。

おしるこは、もっと自由に、もっと気軽に楽しめる和スイーツ。

あなたのお気に入りのアレンジが、きっと見つかるはずです。